Low Shoot Form①

フォーム解説

GRITのコーチ岡崎です。
これまで6年間、育成年代の選手たちにバスケットボールコーチとして、バスケットボール教室を600回以上開催、400人以上の選手のコーチやレッスンを行ってきました。

筋力や体格が成長段階の選手が3PやDeep 3Pを取り組む際にはローシュートテクニックを教えています。
ローシュートとは目の下や少し上から打ち出すようなシュートになります(自然とワンモーションのようなシュートになります。) なぜ、ローシュートなのか?

Low Shoot Form

バスケットボールにおけるシュートというのは非常に繊細な動作です。走ったり跳んだりと激しく動く中で急にダーツをするようなイメージを持ってもらえると良いかと思います。
そのため、シュート動作に「力み」があると高い確率でボールはずれて飛んでいきます。
成長段階にある多くの選手が成熟した選手(NBA、Bリーグ)のシュートフォームを真似て、シュートに取り組むと打点を上げ、頭の上から打とうとします。筋力的に距離が出ないため必然的に力みが出て、いくら練習してもシュートが上手くならない。→シュートが苦手になる。というようなサイクルに陥るケースを見てきました。

完璧なフォームはありませんが、確率を上げるのにより効果的なフォームはあります。ローシュートでシュート動作のスキルを身につけておけば、筋力の増加に合わせて打点を上げることは容易です。年齢や体格に合わせてフォームが変わるのが自然だと考えています。

今回の動画はユース世代(中学生)ですが、3Pラインから1.5m後ろから楽々(力むことなく)リリースすることができます。

これからフォームを作る上でのポイントを定期的に発信します。
ぜひチェックして、シュートを楽しいものにしてください!!

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